Artist

「未完成のエピローグ」は、アーティスト・有村佳奈と女優/ソロシンガー・田村芽実による展覧会。
有村のこれ まで取り組んできている「現代を生きる乙女の生と死」の表現に、新たな自己表現の可能性を求めていた田村が シンパシーを感じ、企画が始動。 本展では、有村が撮影した田村の写真をベースにした絵画・ドローイング作品に加え、フォトアクリルやデジタル コラージュ作品など幅広い写真作品が展開される。その他、舞台上で数々の女性の“生”を演じてきた経験から着 想した田村のインスタレーションが展示され、鑑賞者も参加できる仕組みとなっている。 また、田村による初の脚本・演出・作詞・出演の「1 人朗読音楽劇」も連日開催。 普段フィールドの違うふたりがコラボレーションすることで、互いに自身の表現の幅を広げていく形になった本 展。会場では、現実の世界と幻想の世界を錯綜しているような儚くも強い乙女の世界を作り出している。

message

<有村佳奈コメント>

これまで美術家同士で展覧会を行うことはありますが、異業種の方と展覧会を行うことは私にとって初めての試みとなり、とても刺激的な体験となりました。田村の繊細な表情、そして美しいしなやかな動きに、胸を突き動かされながら写真を撮り、絵画作品制作を行いました。構想段階では写真のみの展示予定でしたが、企画を進めていく過程で私自身は「写真と絵画」、そして田村は初の脚本・演出・作詞・出演による「1人朗読音楽劇」が開催される運びとなり、まさにサブタイトルにある「実験室」に相応しい内容に展開していきました。新たな可能性を探る機会となった本展を、ぜひ皆さんに楽しんでいただけると嬉しいです。

Kana Arimura

1985年、鹿児島県出身。

主な個展に、2022年「I'm ready」(タグボート/阪急メンズ東京)、『Treasure-hunt』(アートコンプレックスセンター東京)、2021年「Color Girls」(CLOUDS ART+COFFEE)、2020年「新宿ミロード×有村佳奈アート展」(新宿ミロード)。近年では、『祝祭のハングマン』(著:中山七里 |文藝春秋)、 『御伽の国のみくる』(著:モモコグミカンパニー|河出書房新社)等、本の装画のイラストレーションも行う。

Twitter|http://twitter.com/arimu7

Instagram|http://www.instagram.com/kana_arimura/

<田村芽実コメント>

一年半程の時間をかけて、友人の有村と初めて一緒に作品を作りました。そして、アートスペース内では、有村の作品から着想を得て、生まれて初めて1人での朗読音楽劇の脚本、演出、作詞、出演を務めます。人生で初めての脚本は、未だにドキドキしていますが、有村の存在に助けられながら、執筆致しました。作曲は、いつか音楽をお願いしたいと思っていた仲条幸一さんにお願いしました。有村の作品を目の前にすると、呼吸をすることすら忘れてしまうほど、美しく、しかし、隠すことを決してしない人間らしさを感じます。彼女とだからできる表現、彼女とだからこそできる挑戦、どうかお楽しみにして下さい。

Meimi Tamura

1998年、群馬県出身。

2011年ハロー!プロジェクト、スマイレージ(14年、アンジュルムに改名)としてデビュー。2016年卒業。卒業後は、女優・ソロシンガーとして活躍。近年の出演作に、舞台「京の螢火」、ミュージカル「マリーゴールド」、浪漫活劇「るろうに剣心」など。2019年「ラヴズ・レイバーズ・ロスト」にジャケネッタ役、2022年9月にミュージカル「ヘアスプレー」にアンバー役、2023年に『MEAN GIRL』にジャニス役で出演。6月より音楽劇『ダ・ポンテ〜モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才〜』の出演 が控える。

Twitter|https://twitter.com/Tamura_Meimi

instagram|https://www.instagram.com/Tamura_Meimi/